2025/10/20

やさしい心 思いやりの心 ~福祉体験学習~

 10月2日、子ども民生委員である天草市立新和小学校(木場秀敏校長)の4年生が福祉体験学習を行いました。
 はじめに、新和町のことを知るため、新和町の人口や高齢化率について講話を行いましたが、数が大きすぎて実感がわかない様子の子どもたちでしたが、4年生のクラスを新和町に置き換え説明すると「え~」「高齢者多い」という声が聞こえてきました。
 高齢者の体や心は加齢によりどのように変化するのか考えた後で、高齢者疑似体験と車いす体験を行いました。

【高齢者疑似体験】

 

~体験して気づいたこと・感じたこと~

・腰が曲がった状態では、歩くだけでも大変だった
・ゴーグルをつけた状態だと前が見づらくて怖かった
・階段をのぼる時は、足が重くてのぼりにくかった
 逆におりる時は、段差が見えなくて怖かった

【車いす体験】

~体験して気づいたこと・感じたこと~

・少しの段差でも上るのは大変だった
・下の物を取る時、車いすを近づけるのが難しかった
・お店ではもっと高いところにあるし、棚になっているから奥の物をとるのは大変だと思った
・お年寄りの歩くスピードで車いすは押した方がいいと思った

 今回の体験を通して、高齢者の方や車いすを利用している方が、どんなことに困っているのか少し実感することができたようです。
 子ども民生委員としての活動は、6年生まで続きますので今回の体験を今後の活動に活かしてほしいです。