8月1日、新和中学校の生徒を対象に中学生のワークキャンプ事業を行いました。
この日は、1年生から3年生までの生徒7名に参加していただきました。
障がいのある方の立場になって考え、自分たちにできることを考えていただくために、「手話でつながる~聴覚障がい者への理解と支援をひろげよう~」と題し、熊本県ろう者福祉協会天草支部の支部長明瀬直幸様を講師に迎え、聴覚障がいについてご自身の体験を踏まえて教えていただきました。また、短い時間でしたが、一人ひとりの名前を手話で表現したり、新和中学校やあいさつ、色々な気持ちの手話を教えていただきました。


その後「点字に訳してみよう~視覚障がい者のコミュニケーションを知ろう~」で、天草教科書点訳会様のご協力により、点字について学びました。パソコンに入力した文字が点訳されるのを見て、生徒は驚いていました。点訳した文章をより読みやすくするために、『わかち書き』という作業を行いましたが、どこで切るのか判断に悩むところもあったようです。
午後は、午前中に行った手話と点字を新和中学校の中で広めるために何ができるか考えました。手打ちの点字にも挑戦し、自分の名前や校歌を点訳しました。さらに、中学校の図書室の掲示物の点訳にも挑戦しました。点訳したものは、実際に新和中学校の図書室に掲示していただくことになりました。